花粉ときいたらやっぱり花粉症ですよね。しかし花粉症は春だけではありません。実はほぼ1年中、花粉の種類は違いますが舞っているのです。まずは自分がどの花粉に対してアレルギー反応が出るのか調べてみましょう。

花粉症とニッケルアレルギーとエクセルアレルギー

花粉症は代表的なアレルギー反応のひとつです。
もちろん原因となるのは植物の花粉ですが、花粉そのものが毒性を持っているわけではありません。
一度体内に入った花粉が免疫細胞と反応し、抗体を作ります。
この抗体が、再び体内に入ってきた花粉に対して、過剰に反応します。
こうして引き起こされる鼻水や鼻づまりなどが、花粉症の主な症状です。
重症になるとアナフィラキシーショックを起こすこともあるため、安易に考えることはできません。

花粉だけでなく、さまざまな食物や金属に対しても、人間の体はアレルギー反応を起こします。
その原理はいずれも基本的に同じです。
金属アレルギーの中で最も多いのは、ニッケルアレルギーと言われています。
ニッケルは比較的安くて加工しやすく、錆びにくくて見た目も悪くないため、さまざまなジュエリーや工業製品に利用されています。
しかし肌に直接つけると、汗で微量に溶け出して、皮膚に入り込むことがあります。
ほんの微量なので溶けたようには見えませんが、アレルギー反応を起こすには十分な量で、皮膚炎などの原因となります。
ニッケルアレルギーを発見するには、パッチテストが効果的です。
アクセサリーで肌がかぶれたときは、早めに専門医を受診することをお勧めします。

「エクセルが苦手で画面を見ると胃が痛くなる」というのは、比喩的にエクセルアレルギーと呼ばれますが、免疫機能とは関係ありません。
症状がひどく、胃炎や呼吸困難を起こす場合は、心身症と呼ぶべきかもしれません。
ただ、エクセルアレルギーもその他のアレルギーも、ストレスの高まりがきっかけとなって発症することが多い点は共通しています。
対症療法的な治療以外に、気持ちにゆとりを持つことが大切です。